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第2回橋本道夫記念シンポジウム「気候変動適応策の国際展開:G20サミットを視野に」
日時 | 2019/06/03(月)13:30-17:15 | |||||||
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対象 | 一般 | |||||||
概要 | 気候変動適応策について我が国は、昨年2月に「気候変動適応法」を制定し、同年11月には「気候変動適応計画」を閣議決定しました。また国内の適応情報ネットワークを整備するとともに、アジア太平洋地域における適応策を総合的に展開するため、「アジア太平洋気候変動適応情報プラットフォーム」(AP-PLAT)の2020年の本格稼働を目指し、準備が加速しています。 今回のシンポジウムでは、本年6月に日本で開催されるG20サミットを視野に、気候変動分野で今後さらに発展が期待される気候変動適応策を中心に、その国際展開について基調講演ならびにパネルディスカッションを行いました。 基調講演では、環境省の森本環境事務次官と、国立環境研究所の亀山社会環境システム研究センター副センター長より講演をいただき、パネルディスカッションでは、国連大学サステイナビリティ高等研究所所長でもある竹本OECC理事長をモデレーターに、環境省大井脱炭素化イノベーション研究調査室長、国立環境研究所(NIES)行木気候変動適応センター副センター長、国際協力機構(JICA)武藤地球環境部長、タイ温室効果ガス管理機構(TGO)ナタリカ副局長、OECC加藤業務部長が登壇されました。
橋本道夫記念シンポジウムについてOECCは、平成30年度(2018年)より例年の総会のタイミングに合わせて、シンポジウムを開催することにしました。その第1回のシンポジウムを企画してきた段階でOECC初代理事長の橋本道夫先生の名前を冠した行事として位置付けできないかとのご提案を頂き、多くの皆様方のご賛同を得て、「橋本道夫記念シンポジウム」として開催することとなりました。 改めて申し上げるまでもなく、橋本道夫先生は、我が国の公害環境行政の先導者として道を拓かれるとともに、国際環境政策の先駆けとして活躍され、今日の海外環境開発協力の礎を築かれました。この度上述のとおり多くの有識者の皆様方から、2018年は橋本道夫先生のご逝去からちょうど10年目の節目の年でもあることから、同先生のご功績をたたえるとともに、同先生の志を後世に引き継いでいくことを目的とした行事としてのシンポジウム開催のご提案を頂きました。 OECCとしては、今後とも記念シンポジウムを毎年開催し、橋本先生の志を末長く引き継いでいくことを目指し、その時々の優先課題の中から選んだテーマについて、未来志向の議論を深めてまいります。 |