イベントEvent

第5回橋本道夫記念シンポジウム「気候変動にレジリエントな開発と自然を活用した解決策」

日時 2023/06/21(水)14:30-17:30
対象 一般
概要

気候、生態系、人間社会の相互関係を持続可能なものとしていくこと、気候変動問題を踏まえつつ将来に起こりうる社会問題の解決として「気候変動にレジリエントな開発(Climate Resilient Development: CRD)」が注目され、その実現に向けた取組が重要視されてきています。

本シンポジウムでは、G7等先進国の国際環境協力の展望について環境省より特別講演をいただくと共に、「気候変動にレジリエントな開発(CRD)」と「自然を活用した解決策(NbS)」について、これらの分野で活躍する第一線の専門家を交えて言語の将来展望に向けた議論を深めました。

プログラム ※14時開場

開会
セッション

<開会挨拶>
竹本 和彦 海外環境協力センター(OECC) 理事長
<特別講演>
「2023年 G7 札幌気候・エネルギー・環境大臣会合及び広島サミットの結果について」
小野 洋 環境省 地球環境審議官

パネル
ディスカッション
テーマ「『気候変動にレジリエントな開発』と『自然を活用した解決策』」

<基調講演>
「気候変動にレジリエントな開発(CRD)に向けた国際協力の展望」
三村 信男 OECC会長、茨城大学 特命教授

<ファシリテーター>
竹本 和彦 OECC 理事長

<事例紹介>
事例1「CRD:島嶼国における海洋エネルギー開発と水資源の活用技術の展開に向けて」
加藤 真(OECC 理事、業務部門長)
事例2「フィリピン共和国ビサヤ諸島におけるマングローブ植林調査」
渡辺 潤(OECC 研究員)

<パネリスト>
宮崎 明博(JICA気候変動対策室 室長)
増冨 祐司(国立環境研究所 気候変動適応センター アジア太平洋気候変動適応研究室 室長)
森田 香菜子(森林総合研究所生物多様性・気候変動研究拠点 主任研究員)
三村 信男(OECC会長、茨城大学 特命教授)

意見交換・質疑応答

クロージング 閉会

開催方式

ハイブリッド開催(対面+オンライン)

橋本道夫記念シンポジウムについて

橋本道夫先生(初代OECC理事長)は、我が国の公害環境行政の先導者として道を拓かれるとともに、国際環境政策の先駆けとして活躍され、今日の海外環境開発協力の礎を築かれました。OECCは2018年より、橋本先生のご功績をたたえるとともに、同先生の志を後世に引き継いでいくことを目的として、例年の総会のタイミングに合わせて「橋本道夫記念シンポジウム」を開催しています。

OECCはその時々の優先課題の中から選んだテーマについて、未来志向の議論を深めるとともに、海外環境開発協力に関心を有する幅広い関係者の皆様との連携を図ってまいります。

過去の橋本道夫記念シンポジウム
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