OECCの役割
OECCは、13年にわたり モンゴルの環境課題の克服に向けた協力を行っています。その中で、グリーン水素は、モンゴルの大気汚染問題を解決し、他国への石油・ガス依存から脱却し、エネルギー安全保障課題を解決する有効な方法だと考えてきました。モンゴルの高い再生可能エネルギーポテンシャルを活用して、水の電気分解によりグリーン水素を製造し、燃料として活用できれば、対象境界内でのGHG排出及び大気汚染物質の排出を完全にゼロとすることができます。そこで、OECCは、モンゴルの最優先環境課題である大気汚染を解決するために現地政府、現地企業、日本企業と協働し、日本国環境省のご支援の下でグリーン水素の商用利用の実証を行っています。