OECCの役割
OECCは、日本国環境省の環境協力枠組みの下、モンゴル国環境観光省、エネルギー省、ウランバートル市等と連携しながら、ウランバートル市等の大気汚染問題に取り組んでいます。具体的には、現地政府・企業及び日本企業と協力をして、大気汚染の原因となっている石炭焚の地域熱供給システムを、日本製の高効率ガス焚システムに転換しています。その結果、現地の小学校や幼稚園に日本製の高効率ガス焚ボイラを実際に敷設し、少しずつ大気汚染源を減らしています。
その際OECCは、政策や政府動向の調査を含む現地課題の把握・分析、日本メーカーとのモンゴル向けボイラ製造調整、輸出に係る通関、据付調整などを担っています。今後は、JCMも活用し、広域に大気汚染物質が出づらい施設を水平展開していきます。