環境ウィーク

政策対話・セミナー・展示の同時開催など難易度の高い業務も、OECCのチームワークで成功に導きます

「環境ウィーク」は環境省の環境国際協力の一環として、2019年より毎年パートナー国とともに現地・オンラインで実施してきています。ハイレベル出席者が意見交換する環境政策対話、両国企業が出展する環境技術展示会、出展者とパートナー国政府・自治体・企業間のビジネスマッチング、環境技術セミナー等、環境にかかる総合的なイベントを一体的に開催しています。

OECCの役割

OECCは、環境ウィークの事務局として、現地政府関係者と密接な連携を要する政策対話の開催支援、効果的な環境ウィーク開催のための現地会場の選定と設営、各種セミナー主催者や出展企業、後援団体との調整、現地参加者の募集、イベントウェブサイトの制作等、企画・広報・運営を一貫してサポートしています。

業務内容

パートナー国との国際環境協力について意見交換を行う環境政策対話の支援

これまでに、ミャンマー、ベトナム、タイ、インドネシア、フィリピン、インドとの間で実施された環境ウィーク。各環境ウィークでは日本とパートナー国との国際環境協力について意見交換を行う環境政策対話が実施され、OECCでは準備から実施、記録の作成までの全体をサポートしました。

両国の環境技術企業を迎えて実施する技術展示会の運営

現地会場では展示スペースを設け、日本及びパートナー国の環境ソリューションを有する民間企業・団体等の技術や取組を紹介し、出展者と来場者の間でのビジネスチャンス創出をお手伝いします。

ビジネスマッチング支援

環境ウィークでは日本企業とパートナー国の地方自治体・企業間のビジネスマッチング支援を行っています。2019年の第1回日本・ベトナム環境ウィークでは、廃棄物発電事業を手掛ける日本企業とベトナムにおいてリサイクル事業を展開する現地企業がマッチングして廃棄物発電施設の建設へとつながり、2021年12月に実施された第2回日本・ベトナム環境ウィークでそのプロジェクト発足式が中継されました。

多様な環境技術情報を盛り込んだセミナー

環境ウィーク中、脱炭素社会の構築をはじめとする環境問題の解決に向けた基調講演・パネルディスカッション、様々な個別の課題に焦点を当てたセミナーが開催され、両国の官民関係者を招いて、課題解決のための技術、両国の役割や協力について議論が行われます。環境ウィーク開催期間中のセミナーが円滑に行われるようスピーカーへの登壇依頼や集客等の開催までの準備、当日の会場設営、運営・進行、登壇者へのケア、オンラインでのハイブリッド開催等のセミナー開催における全体的な支援をしています。

日本と現地をつなぐオンライン展示会の開催

コロナ禍により2021年度、2022年度にオンラインのみでの開催となった環境ウィーク。2023年より再びメインは現地会場での開催となりましたが、オンラインでの環境技術展示会を同時開催するハイブリッド形式で運営しています。日本企業の皆様は日本にいながらにしてオンライン展示会に出展いただくことができ、また、現地の地方自治体や企業は地方にいながらにして日本の環境技術を知る機会が得られるため、これまで以上に広い範囲でのビジネスマッチングを可能としています。

携わったプロジェクト

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