職員の声Voice
入社のきっかけ
2009年当時、日本と海外生活の狭間にいたため事務の短期派遣職員としてOECCに出会いました。大学の専攻は国文学なので、環境や途上国支援については全くの素人からのスタートです。帰国後ご縁があって呼び戻してくれたOECCに感謝!その後、社会への貢献という観点からOECCの業務にどんどんのめり込み、プロジェクトマネージャーにまで成長させていただきました。
現在の仕事内容、やりがい
メインとしては、気候変動緩和策の中でも国際的な透明性向上支援に携わっています。途上国における企業の温室効果ガス排出量の算定や報告に関する政府レベルでの制度構築支援から、企業担当者のキャパシティービルディングに至るまで支援内容は様々です。最近は特にフィリピンやカンボジアの環境省との折衝や、現地の証券取引委員会、商工会議所との連携の他、UNEPやCDPといった国際機関との協働も行っておりchallengingでexcitingな日々を送っています。
OECCの魅力、強み
人です。これに尽きる。とにかく面白い人が多い!バックグラウンドが様々過ぎてびっくりします。気象予報士がいるかと思えば、オランウータン研究の超有名人がいたり、元SEや英語講師もいたり…。だからこそ、OECCの多種多様な業務が進められるのだなと唸ってしまうほどです。
入社後、成長できたところ
今でこそ「温室効果ガスを測る」ということをメインのトピックとしてプロジェクトマネージャーをしていますが、入社当初はそもそも会議で話されている日本語がわからなくて苦労しました。そこを押し上げてくれたのは入社から4年ほど携わっていたカーボン・オフセットとカーボンクレジットに関する普及啓発業務。昨年度、10年越しにカーボン・オフセット指針やガイドラインの改訂に再度携わることができて感無量でした。
子育てと仕事の両立について
私はシングルマザーとして、小学校低学年の子を2人育てています。正直、フルタイムでマネージャー職をやりながらの育児は血がにじむほどきついです。孤独を感じることも。ただ、OECCは出産・育児に関して性別を問わず理解が非常に進んでいます。出産・育児休暇はもとより、ベビーシッターや家事代行まで一部補助をしてもらえる制度も整っており、もちろん私はフル活用しています。また、在宅勤務ができる体制が整っているのが本当にありがたい。
「ツライ!」と様々な場面で感じることは誰しもあると思いますが、それでも頑張れているのはきれいごとでもなんでもなく、子供の笑顔と職場のあたたかさだと心から感じています。
一日のスケジュール1DAY
08:30
始業(育児時差勤務)
メールチェック、本日の業務確認
9:00
マネジメント
確認書類へのサイン、契約書作成、経費内訳書の確認
10:00
オンラインMTG(所内)
PaSTI国際ワークショップ開催に係るチームミーティング
11:00
資料作成
ワークショップでの発表資料(英)作成
12:30
昼休み
サクッと食べて、朝回した洗濯物を干す
13:30
オンラインMTG(外部)
フィリピン環境天然資源省とミーティング(英)
※ミーティング最中に子供が帰宅。左手を上げておかえりの合図。
14:30
オンラインMTG(外部)
前のミーティングを受けて、現地コンサルタントと作業項目についてミーティング延長戦(英)
15:00
資料作成、メール
フィリピン証券取引委員会宛のオフィシャルレター案の作成、日本国環境省担当官へメール
16:30
終業
ニュース等の情報収集・資料の作成
入社を考えている方へひとことMESSAGE
環境分野にご知見・ご経験がある方も、そうでない方も、もしご興味を持っていただけたら一度ドアをノックしてみてください。「専門性を生かしたい」、「国際交渉のエキスパートを目指している」、「働きやすい職場を探している」、「人間として成長したい」、「英語を使って仕事がしたい」理由はなんでも構いません。自らの力で答えを見つけるための基盤がOECCにありますよ。