OECCは、2025年1月13日~15日にフィリピン・マニラにて開催された「第2回 日本・フィリピン環境ウィーク」の事務局として、環境ウィークの準備・運営を行いました。フィリピン政府と日本政府、地方自治体、民間部門、研究・学術機関、国際・地域機関、NGOなど、多様なステークホルダーから3日間で600名を超える参加者が来場し、オンライン合わせて1000名以上の方に参加いただきました。
イベントで実施された各テーマ型セッションの発表資料や開催報告は特設ウェブサイトからご覧いただけます。(https://jprsi.go.jp/ew2025ph)
環境ウィークの目的とOECCの役割
日本・フィリピン環境ウィークは、両国の環境および関連課題に対する理解を促進し、グリーンビジネスの成長における協力の可能性を見出すことで、脱炭素で強靭な社会の構築に寄与することを目的に開催されました。OECCは事務局として、イベント全体の調整、プログラム企画、参加者対応、会場運営、オンライン配信サポートなど多岐にわたる役割を担い、両国が有する環境技術や環境課題のソリューションへの理解促進や技術交流を円滑に進めるための基盤を提供しました。

またイベントの事務局としての参画だけではなく、いくつかのテーマ別セミナー(環境金融、気候変動緩和/JCM)やサイドイベント(事業者のGHG算定報告)ではコンセプト構築から資料作成、発表までを行いOECCが誇れる総合力を示すことができたと考えています。

環境ウィークで得られた成果
今回のイベントは、日本とフィリピンの環境分野における協力関係のさらなる強化に寄与しました。具体的には、政府や民間セクターとの交流機会の提供、技術協力の促進、持続可能な開発に向けた両国の情報共有が挙げられます。参加者からは、両国の環境課題に対する具体的な取り組みやニーズを学ぶ貴重な機会であったとの声が多く聞かれました。
OECCとしても、環境ウィークへの開催支援は今後の国際会議運営や海外環境事業への貢献に向けた重要なステップとなりました。主催・共催・後援団体の協力に感謝するとともに、今後も持続可能な未来のために尽力してまいります。

第2回日本・フィリピン環境ウィークの様子
2日間のハイライト動画を作成しました。ぜひご覧ください。
https://youtu.be/-L5YzEiYkjg?si=1U0kOq9736yDZKVe